■シーサンパンナ概要
シーサンパンナは、雲南省南端にあるタイ族自治州でミャンマー、ラオス両国と国境を接しています。シーサンパンナは、「十二の開けた地区」という意味のタイ語系の単語に基づいたもので、タイ族をはじめプーラン族、ジノー族、ハニ族、ラフ族といった少数民族の人達が数多く住んでいるのが特徴です。気候的には亜熱帯に属し、年間平均気温は21℃最高気温は41℃最低気温は3℃で、霜や雪はなく、象、虎、豹、孔雀など野生動物が多く棲む事でも有名です。森林が州全体の60%も占め、稲、茶などの発祥の地とも言われ、納豆、醤油、味噌など日本に馴染みの深い食文化も見られます。美しい熱帯の風景だけでなく、多彩な民族風情にもあふれています。様々な民族文化を始森林、ホウオウ体験することができ、帰るのが惜しくなるほど、魅力にあふれた場所です。ゾウやクジャク、野生の牛が出没する原チクやヤシの木が生い茂り多民族が暮らす村、竹で出来た家、高く聳え立つ仏塔、美しく親切なタイ族の女性たち。濃厚な民族風情は多くの人に憧れを抱かせます。
シーサンパンナ野象谷(三岔河野象谷)
野生の象が水を飲みに来る場所を観光地として整備したものです。象のショーや野鳥園、蝶園、熱帯雨林、などをゆっくりと見て回ることができます。
景真八角亭
高さ約20メートル、31面32画の形をした塔です。 1701年の創建以降多くの僧がここで学び、僧侶は人々に仏教の教えを説いています。 現在は中国の重要文化財にも指定されています。
モンフン日曜マーケット(勐海集市)
モンハイから南約20Kmの村モンクンで毎週日曜日に開かれるシーサンパンナ最大のマーケットです。 付近のタイ族やハニ族が中国製品、タイ製品、ミャンマー製品を売り買いする異国の雰囲気を感じられるマーケットです。
シーサンパンナ熱帯植物園(勐侖植物園)
40年以上の歴史を持つシーサンパンナ一の規模を誇る植物園です。 広大な敷地の中には実に1万種類以上の熱帯植物があり、まるで本物のジャングルの中にいるようです。熱帯雨林を主として科学研究、植物種保存、科学知識普及と生態観光活動
などから一体化した中国最大の総合的な植物園です。
ガンランパ風景区(橄榄壩風景区)
景洪の南郊外約40Kmほどに位置するタイ族の村が点在する地域です。シーサンパンナのメイン観光スポットと呼べる地域で 異国情緒あふれる村々では高床式住居や農民市場など彼らの生活ぶりを見ることができます。
曼聴公園
タイ語で霊魂の意味を持つ曼聴公園は原生林を生かした森林公園となっております。 公園内にはタイ族が信仰する曼聴佛牙寺や孔雀園がありますが、中でも必見は、 シーサーパンナの仏教界の中心とも言える総佛寺です。多くの僧侶がここで学んでいます。