上海でただひとつの純日系コースで充実のクラブライフを
いまとなっては上海エリアで唯一の純日系資本コースとなったウエスト。大陸にあって、まるで日本にいるかのような設備やレベルの高いサービスは、他のコースでは決して味わうことのできない貴重なものだ。上海でクラブライフを送りたいならば、ホームコースに選ぶのはウエストをおいて他にないだろう。
開業13年目を迎え、いよいよ成熟期を迎えつつあるウエスト。新設コースが多い上海において古くから日本人に愛され続け、いまや老舗の風格すら漂うメンバーシップコースだ。フラットで広々としたコースはOBも少なく、思い切ったプレーを楽しむことができる。
会員制度を厳密に運用しているコースは、実は上海エリアでは数少ない。月例競技会や節目ごとのイベントなど、ここウエストはメンバーを大切にする。とかくカジュアルなコースが多い中で、「クラブライフ」を楽しめる希少なコースなのだ。
その礎となっているのが、日系ならではの高度なサービスと充実した設備。特にレストランのレベルは高く、ほとんど料理には期待ができないコースが多い上海において、ダントツでトップの評価を得ている。また、日本式庭園を眺めながら湯船で足を伸ばせる大浴場も素晴らしい。ラウンドの後、ゆっくりと風呂に浸かって体を休め、レストランで今日のゴルフを振り返りながら仲間たちと一緒に過ごすひととき。当たり前の様で、上海ではなかなか難しいクラブライフが、ここウエストには残されている。
ただラウンドするだけがゴルフではない。暮らしの中にゴルフがある、その悦びを教えてくれるウエスト。クラブライフの神髄、ここにあり、だ。
支配人のイチオシ!
日本人の料理人が常駐するゴルフコースは、上海でもここだけ。ラウンドをしなくともレストランだけ利用しに来るメンバーもいるほどに、料理の人気は高い。定番のカツカレー(写真上/60元)は、濃厚なルーとサクッとあげられたロース肉の相性抜群。カレールーはお土産でも持ち帰れる。夏に人気なのは冷やし中華(写真中/60元)。温泉卵やエビなど、具材にひと工夫。選べるタレはゴマだれが人気だ。この季節に外せないのが、うな重(写真下/70元)。専門店顔負けのうなぎがゴルフ場で味わえるとあって、こちらも評判の逸品だ。
ホール数:18ホール(全長7045ヤード、パー72)
(ゴルフトゥデイ上海2012年9月号より)