~東櫻文化サロン~
山住先生の中医養生講座 体験レポート
2012年7月4日待ちに待った山住先生の中医養生体験講座がありました。
一見難しそうな中医の基礎知識を山住先生が解りやすく解説。
中医学では、身体のバランスをととのえることが大事だそうです。
病気になる前の未病の状態で知る・・・私個人的には予防医学のような感じをうけました。
【良薬同源】
夏に食べると良い身近な食品などを教えて頂きました。
すいか、きゅうり、トマトならそのまま食べれるし、これは超お手軽に実行可能。
そのほかハトムギ、ニガウリ、緑豆、冬瓜、百合根だとか。
講座の最後に、バラとレモングラス・ミントの2種類のハーブティを試飲させて頂きました。
バラは美顔効果があるそう、私もこれを飲めば山住先生みたいな美肌になれるかしら?
もっと詳しく知りたくて、9月から始まる6回の講座をぜひ受けてみたくなりました。
レッスンでは理論と養生茶の試飲タイムがあるそうです。
当日先生から頂いた体験レッスンでの資料を公開します。
<中医基礎>
一、整体観念
1、人体は一つの有機整体。
全身の組織器官が密切な関係で統一して、つながっていると考える。
2、自然環境
人は自然界の影響を常に受けている。
3、社会環境
人間関係(仕事,婚姻,経済)等の社会環境の変動が心身に影響を及ぼす。
二、弁証論治
症状や体の異変を四診によって診断し、体の状態を見分けて治療法を論じる。
※四診—望診(全身を見て診断)、聞診(聞く、においを嗅ぐ診断)
問診、切診(体に触れて診断)
<養生>
生命を養うこと。健康を維持し、その増進に努めること。
食療—中医学の理論に基づいて、中薬や食材のもつ性味、効能をもとに疾病の治療や
病気を予防する養生方法の一つ。
(夏の食養生)
蒸し暑い夏は、体に余分な熱がたまりやすく、水分の摂り過ぎでむくみやすくなり、
だるい、食欲がないなど、夏バテの症状や、熱中症にもなりやすくなります。
そこで、清熱利尿作用のある食材で余分な熱と水分を体外に排出させるようにしま
す。
例: すいか、苦瓜、緑豆、冬瓜、百合根、きゅうり、トマト、ハト麦
食材の性味
「性」とは食材の性質を示し「気」ともいう。
1、四気(性)
食材を体にとり入れることにより、表れる反応や症状で「温・熱・涼・寒」の4
種類に分類される。
四気に属さない穏やかな性質のものを「平性」という。
① 温性・熱性
体を温め、気や血液の流れをよくして、新陳代謝を高める。
温性より、熱性の方が強い。
② 涼性・寒性
体を冷やしたり体内の余分な熱をとり、機能を鎮静させたり、便通をよくした
りする。 涼性より寒性の方が強い。
9月からの講座案内はこちらをご覧ください。
2012年7月4日