講座体験レポート~中国薬膳講座~
中国医学の薬膳をベースにした
合理的な食事方法
東京でご活躍の薬膳カウンセラー、薬膳料理家 阪口珠未先生のセミナー
複雑な中国医学を、簡単に日々の生活に取り入れられる即効性のある講座です
講座レポート : 薬膳でデトックス ~スリムな体をつくる~
薬膳では、肥満は、病気のひとつととらえるそうです。体の気血のバランスが崩れて、新陳代謝がうまく行われていないのが、太る原因。この講座では、体の毒素や老廃物を排出し、脂肪を貯めない食材や、効果的な食事のとり方を、わかりやすく伺いました。また、環境ホルモンなどの毒素を出す方法も教えて頂きました。
メタボリック健診が気になる方も美しくスリムになりたい方も、ご家族みんなですぐ始められるお話を伺いました。
■中国医学では「消化」をとても大事にする。
消化しやすく、胃腸に負担をかけない食事が重要で、 消化しきれず、代謝が追いつかなかった老廃物が血液を汚し、
老廃物で血液が汚れると⇒中性脂肪が高い・血糖値が高くなる。
朝食をたっぷりとると、体調不良のもとになるとのお話にびっくり!
大人が朝食をたべすぎると⇒結果老廃物を貯める事になり体調不調の原因に。
1日3食を量、質ともにしっかり取ろうという風潮になったのは戦後で、江戸時代までは、1日2食の習慣、明治維新頃から、1日3食に移行。
■《阪口先生流》 望ましい朝食
フレッシュな野菜や果物を取ること。
具体的に朝食には、食物酵素がたっぷり含まれる生の果物、野菜が良い。
フレッシュなフルーツや野菜をすりおろしたり、切ったり、噛み砕いたいりすることで、活性化して消化を助ける。
しかし 野菜を40度以上で加熱すると、酵素は活性を失うので、朝にはとにかく生のものもがピッタリ。
またフレッシュな果物や野菜を切ったりすったりしたら、なるべく早めに頂くのが良い。(長時間放置すると酵素が活性しなくなる。)
生の食材をうまく組み合わせることで、消化をしやすい朝食を心がけましょう!
■《阪口先生流》 望ましくない朝食
たんぱく質をとり過ぎないことが大事。ハムエッグなどたっぷりのアメリカンブレックファーストを食べる事は適していない。
肉や乳製品、卵は栄養が豊かな食材もとり過ぎれば、消化不良を起こす。
⇒たんぱく質、油が老廃物となり、血液を汚す。
とにかく血液を汚す事は成人病につながるという事でしょうか・・。
食事の献立で重要なのは肉や魚を食べるときに消化を助け、老廃物を体に貯めない食材を一緒にとること。
■老廃物をためにくい体は成人病予防だけではなくダイエットにも効果的!
■おすすめの食事内容
①漬物、味噌、納豆など、発酵食品を取り入れるのが望ましい。
②野菜、豆、海草、きのこ、穀類を食事の中で増やす。
「マゴハヤサシイ」と覚えると簡単!ま(豆)ご(ごま)は(わかめ)や(やさい)し(しいたけ)い(イモ類)
■上海生活で気になるダイオキシンや農薬を排出しやすくする野菜~
解毒効果の高い食材と組み合わせて食事の献立を考えましょう。
解毒効果の高い野菜たち:アブラナ科の野菜( かぶ、大根、白菜、キャベツ、ブロッコリー・カリフラワー・クレソン・チンゲンサイ・わさび等)
セリ科の野菜( ミツバ、パセリ、セロリ、ニンジン)
~以上には上海でも手に入りやすい食材が沢山ありほっとしました。~
また抗酸化作用のある成分のある トマト・黒豆・ナス も身体に良い野菜。
・・・などなど、その他すぐに上海生活にとりいれることのできるお話を沢山拝聴しました。
私達の要望にあわせて、老廃物を排出する方法や、農薬の簡単な洗い流しかた、薬膳のデトックス方法などを解毒を中心にわかりやすくご講義下さいました。
謝謝!阪口老師。ぜひ、また上海へ講演会にいらして下さい。
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講師紹介 :漢方キッチン代表 薬膳料理家 阪口珠未
北京中医薬大学にて中医学を学び付属病院と薬膳レストランにて臨床と実習を行う。
美味しくわかりやすいレシピで新聞、雑誌連載、レストランメニュー開発多数。
著書に『デトックスプログラム』(中国語版『簡易有効的排毒計画』)がある。
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