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浙江省

原汁原味的水郷~烏鎮~

 

上海から車で約2時間の烏鎮は、杭嘉湖平野の北部に位置しています。

二省、三府、七県境の地にあるため、古代から水陸の要衝として発展してきました。唐代に「鎮」として設置されたことから始まり、すでに千三百年以上の歴史を持つ古い都市です。

上海近郊には、多くの水郷観光地がありますが、烏鎮は、水郷地帯の鎮の姿、街の構造を今でも昔のままに完全な形で留めており、中国語で、「原汁原味的水郷」と言われるほど保存状態のよい水郷です。街は川を中心にして成り、街は橋と結ばれ、川沿いに家が立ち並んでいます。奥行きのある家、広い庭、二重の梁に高い庇、船着場に続く回廊、通りに突き出た建物、川に臨む水閣……。古色蒼然とした、明るくて清潔で、静寂な佇まいが特徴です。またこの水郷全体が、伝統民居区や伝統工房区、伝統文化区、伝統飲食区、伝統商店区、水郷名勝区と、区域的に順に並んでいるのが鳥鎮の特徴といえます。

清代初期の特徴を残して民家や昭明太子読書処、修真観劇台などの名所旧跡が多く、江南水郷の一つとして人気の観光地です。

烏鎮には「烏鎮東棚景区」と「烏鎮西棚景区」のふたつの観光地がありますが、ぜひ訪れたいのが「烏鎮西棚景区」です。

2007年の春節にオープンした「烏鎮西棚景区」は、数百年前の静かなひとつの水郷の村を、そのままの姿で今に伝えたい、というコンセプトで現代に蘇らせたものです。

多くの古鎮のような行き過ぎた演出、派手な観光地とならないよう、市政局が村全体を管理下に置き、個人経営のレストランやホテル、様々な店舗の出店を許さず、昔のありのままの姿で、復元保存しています。

他の観光地にありがちな目障りな旗・看板や呼び込みなどの声は皆無であり、訪問客は、数百年前の世界にタイムスリップして、昔ながらの水郷に訪れたような錯覚すら覚えます。

村全体、大小数百軒の建築物すべてを、外側は昔の姿のままでありながら内部は手をかけ清潔、快適に整備されています。朽ち果てようとしていた72の古石橋もや立派な寺塔も丸4年という歳月をかけてほぼオリジナルの姿に復元されています。ホテル、レストランも古い街並みの中に溶け込んでおり、景観を邪魔するものは皆無です。

烏鎮西棚景区の楽しみは、夜にあるともいえます。そのライトアップされた美しい姿と昔ながらの建物内部が改装されたホテル、レストランで、快適ながらもゆったりした時間を過ごすことができます。