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福建省

太陽の街・アモイ~ジャングル温泉と福建土楼の旅~

 

福建省南部似位置するアモイは、古くは「下門」と呼ばれており、これが現在の「廈門」になっています。「下門」は現地語の閩南語(びんなんご)の漳州方言で Ē-mûiとローマ字表記されることから「アモイ」に転じたといわれています。

アモイは、亜熱帯気候の国際港湾都市で、太陽のふりそそぐビーチリゾートとしても知られていますが、観光スポットで有名なのは「コロンス島」です。

アヘン戦争の後、南京条約によって厦門が開港させられると、港のすぐ沖に浮かぶコロンス島は「共同租界」に定められました。中国との貿易に群がった列強諸国が次々に拠点を構え、各国の領事館、学校や教会などが建てられ、数多くの外国人や豊かな華僑たちが移り住みました。現在はごく普通の住宅地として1万6000人ほどの市民が暮らしていますが、島には当時の西洋風の屋敷が数多く残っているため、近年、観光地として整備が進められるようになりました。今では福建省を代表する観光地として、かつての華やかな屋敷町を見学するツアーが国内の観光客の人気を集めています。

アモイは近辺に多くのリゾート温泉があることでも有名です。

中でも「日月谷温泉リゾートホテル」は400年前から温泉が湧き出ており、最も有名でグレードが高いことで有名です。

温泉といっても水着着用が鉄則ですので、日本の温泉とはずいぶん雰囲気は異なります。「水着とバスタオル姿で広大な熱帯植物園の中に点在する温泉を遊びながら半日かけて巡る旅」と考えていただいたほうがわかりやすいかもしれません。ジャスミン茶、緑茶、牛乳、ビール、ワイン、紹興酒、バラの花、ラベンダー、菊など40種類以上の温泉が敷地に点在しており、1日ですべてを回ることは難しいかもしれません。

ホテルと温泉の間は送迎用のカートが往復しており5分で到着します。

アモイまで来れば福建土楼観光ははずせません。アモイから車で約2時間の山岳地域にある福建土楼は、客家(はっか)その他の人々による独特の版築建築物で、客家土楼(はっかどろう)ともいいます。

円形、楕円形、方形とさまざまな形をした巨大な要塞のような建物群で、北方からの移民・客家が一族で居住する集合住宅です。土や石、わらなどの自然素材のみを使って造られており、太陽エネルギーで固める版築工法で造られています。「地球にやさしい建物」として世界的にも注目されています。かつ、夏は涼しく、冬は暖かく、冷暖房を多く必要としないことから「環境配慮型住宅」の草分けともいえます。また、耐震・耐火性に優れており、土楼の王様・二宜楼は築230年もの歴史を持ちます。