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成都・四川省

エメラルドグリーンの童話世界~九賽溝~

 

中国の観光地の中でも屈指の人気を誇る九寨溝は、標高数ある2000m~3000mの高地にある全長約30kmにわたるY字型の谷で、4つの川、100以上の湖沼、17の滝、数十もの泉が点在しています。チベット族の村(寨)が9つあることから「九寨溝」と名付けられました。もともとは少数民族がひっそりと暮らす秘境でしたが、その美しい自然景観が着目され1970年代後半から観光地として注目されるようになりました。九寨溝の自然景観は今から一万年前の地殻変動と氷河の浸食によってできたカルスト地形にヒマラヤ山系の雪解け水が流れ込むことによって生まれたと言われています。エメラルドグリーンに輝く湖底や市中に横たわる樹木は、この世のものとは思えないほど美しく、おとぎ話の世界に誘います。 九寨溝観光では、専用の天然ガス利用の低公害型バス「九寨溝グリーンバス(九寨溝緑色旅遊観光車)」利用が原則となっていますが、チャーターバスによる乗り入れも行われています。バスで各景観スポット近くまで行き、そこから徒歩で景観スポットまで行きますので、歩きやすい服装と靴が必要です。

 四川省の観光地で九寨溝と並んで有名なのが黄龍です。黄龍は、山の斜面に「段々畑」のように広がる無数の池の神秘さが魅力です。その規模は幅300m、全長7.5kmにもなります。黄龍という名前は、渓谷に沿ってさまざまな形の岩石が連なり、まるで滝のように見えることに由来しています。これらの地形は氷河の浸食によってできたものであり、独特の形をした岩は石灰岩によって造られています。同じ自然の造作物でありながら、九賽溝とは全く異なる趣があります。

 なお、2003年の九寨黄龍空港開港により空港から約1時間半での到達が可能になりましたが、九寨黄龍空港が気象条件によって飛行スケジュールが乱れることが多く注意が必要です。