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チベット

世界最高地点を走る天空列車~西蔵鉄道~

 

チベット自治区は中国南西部に位置し、北は新疆ウイグル自治区、東は四川省、東北は青海省、東南は雲南省と接しています。南と西は、ミャンマー、インド、ブータン、ネパールなどの国々と連なっています。昔から「世界の屋根」といわれており、美しい自然風景、多彩な民族風情、濃厚な宗教雰囲気を持つ観光地です。

チベットの中心地ラサは、チベット語で「聖地」という意味であり、チベット仏教の聖地である神々しい雰囲気の町です。海抜3650mに位置する1300年余りの歴史を持つ旧い都市です。日照時間が年間3000時間以上にもなるため「日光の街」とも称されています。

高高度に位置しているため、飛行機を降りたら少し息苦しさを感じることもあるので、高度に身体を慣らしつつゆっくり観光してまわる必要があります。

ポタラ宮:7世紀に建造された高さ113mのポタラ宮は、チベットのシンボルです。宮と白宮の2つの部分から構成されており、中心にある紅宮には、歴代ダライ・ラマの霊塔殿と各種仏堂があり、白宮は歴代ダライ・ラマが起居し政務にたずさわる場所です。

ジョカン寺(大昭寺):7世紀にチベット王のソンツェガンボと王妃のネパールのチゾン妃、唐王朝の文成公主が共同で建設したと言われています。主殿は4階建てで、漢族、チベット族、インド、ネパールの建築風格が混じり合ったものですが、それらの影響にも増して仏教のマンダラ式宇宙観を体現しており、大経堂を中心とした宇宙の核心を象徴しています。

ロブリンカ:チベット語で「宝の庭園」という意味で、1740年代にダライ・ラマ7世が創建し、その後歴代ダライ・ラマの夏の宮殿(避暑地)として使用され,毎年チベット暦4~9月ここで執務していた場所です。ポタラ宮、ジョカン寺、ロブリンカの「三大寺」は国家重要文化財保護指定を受けています。

チベット旅行の最大のハイライトは、世界最高地点を走る「天空列車・西蔵鉄道」です。青海省・西寧とチベット自治区首府・ラサ(拉薩)を結ぶ高原鉄道の総延長距離は1,956kmで、西部大開発の代表的なプロジェクトとして2006年7月1日に全通しました。

青蔵鉄道は、鉄道世界最高地点を通る鉄道で「世界一高い鉄道駅」であるタンクラ(唐古拉)駅(標高は5072m)にも停車します。空気の希薄な地域を走行するため、航空機メーカーでもあるボンバルディアの技術を導入した与圧設備を持つ25T型客車が投入されており、高山病に掛かりにくいよう車内は西寧を出発した時点でラサと同じ酸素濃度に調整されています。寝台車(軟臥、硬臥)には酸素吸引設備が用意され、吸入チューブが無料で配布されます。

青海省からチベット自治区にかけて広がる「青蔵高原」をほぼ南北に縦断して走る西蔵鉄道は、海抜4,000m以上の部分が1,000km近くもあり、6000m級が連なるチベットの山々のダイナミックなパノラマが楽しめます。

西蔵鉄道とチベット観光は、中国滞在中に一度は体験すべき名所といえます。