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シルクロード

シルクロードの起点

~砂漠に点在するオアシス都市 その1~

 

シルクロードとは、紀元前2~3年ごろ、中国の長安(現:西安)とローマを結んだ交易路の通称であり、中国からの主な輸出品が絹(シルク)だったことから「絹の道(シルクロード)」と呼ばれ、ヨーロッパと中国との間で数々の交易、交流が行われました。そのルートは、西域南路、天山南路、天山北路の3つにわかれ、当時の中国の中心・長安から延びる道は広大な砂漠や谷々を縫ってその間に点在するオアシス都市と結ばれていました。

これらのオアシス都市には、多くの世界遺産、国家級・省級の重要文物遺跡と文化が残されており、多くの観光客が訪れています。

河西四郡:西安から蘭州を経て、南に祁連(チーリアン)山脈、北にゴビ砂漠を望みながら、敦煌に至るシルクロードを「河西回廊」と呼びます。後漢代に匈奴を駆逐して、蘭州から先の支配を強化するためにこのルート上に置いた4つの町が「河西四郡」で、武威、張掖、酒泉、敦煌をいいます。このルートには「万里の長城」も平行して走っています。

嘉峪関:酒泉の西30kmにある小さな町で、近郊にある「万里の長城」の最西端が見所です。河北省の渤海にのぞむ山海関から延々と連なること6000km、「万里の長城」はここで終点になります。山海関が「天下第一関」と呼ばれるのに対し、嘉峪関は「天下雄関」と呼ばれます。

敦煌:嘉峪関の西320km、甘粛省の北西端に近い標高1700mにある砂漠の中のオアシスの町です。唐代は「沙州」と呼ばれ、河西回廊の西端、西域の最前線でした。シルクロード観光の中心地で、辺境地ながら比較的滞在しやすい町です。

鳴沙山:市街の南5kmにある東西40km、南北20kmの砂丘です。砂粒が細かくサラサラで、風紋や美しい陰影を見ることができます。風が強い日には耳やカメラなど砂が入り込んでしまうことがあるので要注意です。日中は砂が熱いため日没後のツアーが多くなっています。

月牙泉:鳴沙山の北麓にある砂丘の中の泉で、三日月形をしているためこの名がついています。東西200m、南北50mで、古代から澄んだ水が湧き、涸れたことがないといいます。水草が繁り魚も生息しており、周囲の砂漠と対比すると不思議な景観です。ラクダに乗って砂漠を歩くツアーが人気です。